妊娠中に安心して歯医者さんにいくための注意点

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歯科治療は安定期に行う

レントゲン撮影・投薬の影響

放射線が胎児に与える影響は、時期や被曝線量に関係しています。
妊娠10週目までは、奇形を発生する可能性はありますが、50mGy未満ならリスクはないといわれています。
腹部のCTでも平均25mGy、最大で79mGy、さらに頭部では最大0.01mGy以下です。
レントゲン撮影時には、腹部遮蔽するエプロンを着用することがほとんどですから、問題はありません。
投薬は、時期によっては極力避けられてはいますが、激しい痛みなど逆に悪影響を及ぼす治療、有益性が危険性を上回る場合にのみ最低限の鎮痛剤や抗生剤が出されます。
これまで危険性がないのでリスクはないという判断ですので歯医者さんによく相談をして用法用量を守ることが必要です。
抗生物質はや鎮痛剤は、体質や時期にも考慮したより安全なものを選んでいます。

局所麻酔薬・仰臥位低血圧症候群

麻酔薬は影響はほとんどないと考えられていますが、必要な場合のみ投与されます。
外科的処置として痛みを伴いますので、局所麻酔の注射を使用することも多いですが、通常量では問題はありません。
大量に投与されると子宮に収縮が起き、胎盤血流が減少し胎児への酸素供給が少なくなる可能性があります。
しかし、痛みを耐える苦痛の方が悪影響を及ぼすこともあります。
妊娠後期になると、長時間仰向けになる治療時には、仰臥位低血圧症候群に注意が必要となります。
子宮が下大静脈を圧迫することで心拍出量が減少し低血圧になってしまいます。
めまい、冷や汗、あくびが起こり、呼吸困難になることもあります。
向きを変えるなどの対処をすることで症状は改善されますので、落ち着いて対応しましょう。


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